梅毒が急増しています。2010年での梅毒感染者届出数は621件(男497件、女124件)。これが2015年では、2698件(男1934件、女764件)と、この5年間で、およそ4・3倍にまで増えているのです。
梅毒は、早期の薬物治療で完治します。皮膚や粘膜に異常があったらすぐに受診し、感染拡大を防ぐことが、社会全体の急務となっています。
その啓発のために作られたのが、「梅毒急増しています!」。ポスターやパネルとして所内や院内などに掲示することで、自分の感染を疑っている人には検査への背中を押し、そうでない人には感染への注意を促すよう作られています。
内容としては、梅毒が性的な接触などによってうつる感染症であることを説明した上で、「どうやってうつるの?」「予防できるの?」「治せる病気なの?」「どこで検査を受けられる?」といった、一問一答形式で、分かりやすく解説をしています。
急増する梅毒感染対策の一つとして、ぜひこのポスター・パネルをご用命ください。