U-COMとは
国際家族計画連盟(IPPF)はリプロダクティブ・ヘルスプログラムの発展には若者の参加が重要であるとし、1994年にIPPF若者委員会を設置しました。
日本でも、2000年3月3日、日本家族計画協会(JFPA)の支援のもと、「若者による若者の性=生を応援する活動」を基本理念に、志ある24歳以下の若者が集まって「U-COM」が発足しました。
「U-COM」は若者委員会「Youth Committee」(ユースコミッティー)を変形し、「U」は「若者=Youth」と「あなた=You」の両方の意味を、「COM」は「委員会=Committee」と「コミュニケーション=Communication」の両方の意味を込められています。そして「U-COM」には「若者委員会」の略号とともに、「あなたとコミュニケーションをとりたい」という願いが込められています。
基本方針
以下の基本方針に基づいて活動しています。
・日本の若者が性について正しい知識を得る
・日本の若者が性についての情報を選択・判断できる能力を持つ
・日本の若者が自分や周りの人を大切にし、
将来を見通した性=生についての自己決定ができるようになる
・日本の社会が若者のニーズを積極的に取り入れ、
行政・教育などに反映させる
・日本の社会が若者のより健全な成長を促す環境を整える
具体的な活動
具体的には以下のような活動をしています。
1. 勉強会の主催
2. 各種イベントの企画,参加
3. 広報活動(ホームページ・ポスター・各種雑誌への投稿など)
4. 大人への啓発,提言(学会や会議などへの参加)
5. オリジナルコンドームケースの作成
6. 諸外国の若者委員会との情報交換
7. ピアカウンセラーの養成