本年1月より本会に入職した。前職では通販カタログのデザインやディレクション、さらにその前には出版社で美術の評論執筆や旅行会社のインハウスデザイナー、イベント会社の企画設営などをし、深夜まで残業、終わらなければ始発で帰るという不摂生な生活をしていた。時代もあるが、クリエイティブな業界では当たり前であった。本会での初めての担当で生活習慣病関連の案件をいただいたのも何かの縁なのであろうか。日々、健康な生活というものを職務にて勉強している。
本会所在地は渋谷区の幡ヶ谷だ。新たな職場でもあり、食べるところもたくさんある。お気に入りを見つけようと、入職以来、毎日違う店で食べている。この記事を執筆している現在も同じところには入っていない。和洋中、さまざまな種類があり、今日はどんな店に巡り合えるのかと幡ヶ谷の街を練り歩いている。
私は若い頃に階級制のスポーツをしており減量が厳しく、思うように食事ができなかった。その反動で、引退後は不摂生な生活を建て前に暴飲暴食をし、体重を増やしてしまった。職務にて生活習慣病を調べていくうちに危機感を持った。昼食巡りの際には食物繊維が豊富に入っている食べ物を選び、ラーメンのスープは残して塩分を控えるなど健康への意識が高くなった。本会では終電に乗るという働き方もなく、健康に留意できる。自身の身体で生活習慣予防を実践している。実体験に基づいた職務の結果が楽しみである。 (佐藤竜平)