裸眼視力1.0未満の者の割合が上昇
令和5年度学校保健統計 文部科学省
文部科学省は、11月27日に「令和5年度学校保健統計」の確定値を公表した。
概要は以下の通り。
●健康状態調査
(1)裸眼視力1.0未満の者の割合は、学校段階が進むにつれて高くなっており、小学校で3割を超えて、中学校では約6割、高等学校では7割近くとなって
いる。
(2)むし歯(う歯)の者の割合は、小学校・高等学校で4割を下回り、幼稚園・中学校では3割を下回っている。
(3)鼻・副鼻腔疾患を持つ者の割合は、小学校・中学校で1割程度となっている。
●発育状態調査
(1)身長と体重の平均値は、ほとんどの年齢層で男女とも1998年度代まで上昇し、その後横ばい傾向。
(2)肥満傾向児の割合は男女ともに9歳から12歳が最も高く、特に男子は9歳以降1割を超えている。痩身傾向児の割合は、男女とも10歳以降は約2~3%台と高くなっている。
※いずれの項目も調査時期の影響が含まれるため、2020~2022年度に引き続き2023年度の数値についても、2019年度までの数値と比較はできないとしている。
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令和5年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)確定値を公表します。 文部科学省