厚生労働省は10月16日に、都道府県・市町村等に向けて、HPVワクチンのキャッチアップ接種に関する事務連絡を行った。
4価・9価ワクチンを接種する場合、標準的な方法では2か月の間隔をおいて2回接種した後、6か月の間隔をおいて1回接種する。キャッチアップ接種をまだ受けていない場合、10月以降はこのスケジュールを変更し、1か月の間隔をおいて2回接種した後、3か月以上の間隔をおいて1回接種することとしている。最短で4か月で完了するスケジュールである。
2024年度中にHPVワクチン3回の接種完了を希望する場合、11月末までに接種を開始することを検討するよう、同省は呼び掛けている。