令和5(2023)年受療行動調査(概数)の概況を公表 厚生労働省
厚生労働省では、「令和5(2023)年受療行動調査(概数)」の結果を公表した。
概要は以下の通り。
○自覚症状の有無、自覚症状はなかったが受診した理由、受診した理由(外来患者のみ)
・外来患者が、調査日現在に受診した病気や症状を初めて医師に診てもらった際、「自覚症状があ
った」は 66.1%、「自覚症状がなかった」は 28.4%。
・「自覚症状がなかった」と回答した者の受診した理由をみると、「健康診断(人間ドックを含む) で指
摘された」が 45.9%と最も高い。
・年次推移をみると、「健康診断(人間ドックを含む) で指摘された」 が上昇。
・「自覚症状があった」 「自覚症状がなかった」と回答した者について、受診までの期間をみる
と、「1週間~1か月未満」が 19.9%と最も多く、次いで、「1~3日」が 15.0%。
・自覚症状の有無別にみると、「自覚症状があった」 では「1~3日」 「1週間~1か月未満」が
17.6%と最も多く、「自覚症状がなかった」では「1週間~1か月未満」が 25.4%と最も多い。
○今後の治療・療養の希望(入院患者のみ)
・年次推移をみると、「完治するまでこの病院に入院していたい」 は低下傾向となっており、「自宅から
病院や診療所に通院しながら、治療・療養したい」は上昇。
○退院の許可が出た場合の自宅療養の見通し(入院患者のみ)
・「自宅で療養できる」が前回(令和2年)調査から6.4ポイント上昇し、6割を超えて過去最高と
なった。
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令和5(2023)年受療行動調査(概数)の概況