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ニュース・トピックス

病院・地域における高齢者のポリファーマシー対策の手順書を通知―厚労省

第844号

 7月22日、厚生労働省医薬安全対策課は都道府県他あてに「『病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方』及び『地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方』について」(医薬安発0722第1号)を通知した。
 高齢化の進展に伴い、医薬品の多剤服用等によって高齢者に安全性の問題が生じやすい状況にあることから、ポリファーマシー(多剤併用)対策として、同省はこれまで「高齢者医薬品適正使用検討会」を設置し「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編・各論編)」「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」を取りまとめ、2021年3月に周知していた。
 ポリファーマシー対策は、病院だけでなく地域全体で取り組むと実効性がより高まるとして、今年6月に開催された同検討会での議論を経て「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」の改訂版などのほか、今回新たに「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」が追加された。
 「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」では、地域の多様な主体(自治体、保険者、医師会、病院関係者、診療所関係者、薬剤師会、薬局関係者、看護関係者、介護関係者、学識経験者など)が、身近な主体と連携してポリファーマシー対策を始めるときの手順が示されており、また地域全体で対策を推進する場合の流れも例示されている。


詳しい情報はコチラ
【厚生労働省】「「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」及び「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」について」の通知発出について



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