子宮頸(けい)がんなどを防ぐためのHPVワクチン。従来の2価・4価ワクチンに加えて、4月1日より、HPVワクチンの中でも高い感染予防効果があるとされている9価ワクチンが加わり、公費での定期接種が始まった。
これに関連し、厚生労働省は3月にワクチンに関する情報提供リーフレット(定期接種象者と保護者向け、医療従事者向け、キャッチアップ接種対象者向けなど)を改訂し、周知を推進している。2価・4価ワクチンについても引き続き公費で接種することが可能としている。
9価ワクチンの接種回数は、開始する年齢により異なり、15歳未満で1回目を接種した場合は2回接種、15歳になってから1回目の接種をした場合は3回接種する。