2月16日、令和4年度「第22回健やか親子21推進本部総会」がオンラインにて開催された。
冒頭、厚生労働省母子保健課から「母子保健行政の動向」として、母子健康手帳の見直しや母子保健情報のデジタル化、健やか親子21との関連が深い成育医療等基本方針の改定について詳細な説明がなされた。
「第11回健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」受賞者発表では、「若者の生きる力を育む性(生)教育」で厚生労働大臣最優秀賞を受賞した宮崎大学医学部看護学科生活・基盤看護科学講座 地域看護学領域教授 鶴田来美氏と、「『ストップ!弱視見逃し』3歳児健診における弱視の早期発見と学童期へと繋がる子どもの視機能を守る取組み~地域保健福祉・県教育委員会・県医師会・県眼科医会の連携~」で厚生労働大臣優秀賞自治体部門を受賞した群馬県生活こども部児童福祉・青少年課母子保健係から、それぞれの取り組みについての発表が行われた。
健やか親子21推進本部からは、「食生活・生活習慣に関するニーズ調査」、「父親(パートナー)の育児に関するメールマガジン」の取組報告が各担当委員より行われ、今後も推進本部としてニーズ調査の活用、情報発信に努めていきたいと岡会長が結んだ。
また、令和5年度以降の健やか親子21の今後の方向性案についてでは、ホームページに掲載される母子保健情報をよりユーザーにとって分かりやすく、質の高いものにしていきたい旨などが厚生労働省母子保健課から述べられた。
今回の総会資料は、下記URLよりダウンロードが可能となっている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/sukoyakasoukai_18_00004.html