3月18日、厚生労働省自殺対策推進室が2021年の警察庁の「自殺統計に基づく自殺者数の推移等」(確定値)を発表した。
2021年の自殺者数は2万1,007人で、前年比74人減となり2年ぶりに減少した。近年、自殺者数は減少傾向にあったが、20年に11年ぶりに増加し、21年は微減となった。
内訳をみると、男性は1万3,939人で対前年比116人減(12年連続の減少)、女性は7,068人で対前年比42人増(2年連続の増加)であった。
厚労省は「どうかひとりで悩みを抱え込まずに、まずはご家族やご友人、職場の同僚など、身近な人に一言相談してほしい」とのメッセージを発信している。