女性が健康を守るために、安心して、適切かつ安全に、緊急避妊薬にアクセスできる社会の実現を目指す「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト(通称:緊急避妊薬を薬局でプロジェクト)」は、2月4日後藤茂之厚生労働大臣宛に緊急避妊薬の早期OTC化実現を求める要望書を提出した。要望内容は以下の通り。
要望内容:緊急避妊薬の早期 OTC 化実現を求める要望
1. 避妊薬のOTC化の検討・課題整理を早急に進めること
2. 緊急避妊薬のOTC化の検討にあたり、市民・当事者の声を反映し、服用する当事者の負担にならない条件や対応を考慮すること
3. 緊急避妊薬のOTC化の、WHO等国際機関の勧告を踏まえ、科学的根拠に基づいた緊急避妊薬の提供について検討すること
要望書は島村大厚生労働大臣政務官が代理で受け取った。政務官からは「緊急避妊薬の安全性の議論はかなり進んできたという認識だが、避妊に関する教育も含め、OTC化は社会全体で考えなければいけない問題。今後のスイッチOTC化検討の議論は、年度内に2回目の実施に向けて早急に準備している。その後の検討については未定だが、パブリックコメントは実施する方針。今後のスケジュールを含め情報公開を行っていく。」とのコメントがあった。
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