政府は児童虐待対策体制の強化に向け、2022年度の児童相談所(児相)への児童福祉司及び児童心理司の配置目標を決めた。新たな配置目標は次のとおり。
【2022年度の配置目標】
・児童福祉司 5,765人(対前年度+505人)
・児童心理司 2,348人(対前年度+198人)
児童虐待防止対策体制総合強化プラン(新プラン)では、児童福祉司を22年度までに約5,260人の体制とすることを目標としていたところ、児童相談所における児童虐待相談対応件数の増加や自治体の増員状況などを踏まえ、新プランの目標について1年前倒しを行った。
新プランでは、4年間で2,020人程度増員することを目標としていたことから、同プランの計画期間である4年間で平均的に達成させる場合に必要となる505人の増員を目標とする。児童心理司についても、同様の考え方により198人の増員を目標とする(約2,150人→約2,348人)。