日本産科婦人科学会(日産婦)は1月9日、体外受精でできた受精卵に染色体異常がないかを調べる「着床前検査」を不妊治療の一環として、4月から開始することを決めた。流産を繰り返すなどした人が対象。
最近の知見や社会情勢の変化などを踏まえ、同日開かれた臨時総会にて承認され、合わせて同学会「着床前診断に関する見解/細則」を改定した。
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