ひとむかし前までは、気温30度で暑いと感じていましたが、今では割と過ごしやすいなとすら思ってしまいます。
「猛暑」「熱帯夜」は関東地方の専売特許だと思っていましたが、今日の全国の最高気温トップ5はいずれも北海道内の地域でした。また旭川は観測史上最長の連続真夏日とのことで、どこか現実感がありません。北海道のエアコンの普及率は3割程度だそうなので、今後は導入する道民も増えるのでしょうか。海でも異変が起きていて、道東沖ではサンマの水揚げがゼロで、早くも今季の漁を断念する漁師もいるそうです。
世界的な気候変動は、最近の中国の水害などの一因にもなっていると思います。これから台風の季節になっていきますが、2019年に日本に甚大な被害をもたらした台風19号(令和元年東日本台風)のような台風が来ないことを祈ります。平時から住んでる地域の防災情報をきちんと確認したり、たまには環境省の「脱炭素ポータル」を眺めたり、個人でできることから始めたいと思います。 (大野聡)