Facebook Twitter LINE
ニュース・トピックス

結核が世界的な感染症による死因のトップに WHO

第848号
10月29日、世界保健機関 (WHO) は、結核に関する新たな報告書を公表した。2023年に新たに結核と診断された患者数は、約820万人に上った。 これは、WHO が1995年に結核の世界的な調査を開始して以来、最も多い数で、2022年の750 万人から大幅に増加している。結核は2023年には、COVID-19を抜いて感染症による死因のトップとなっている。

WHOの「世界結核報告書 2024」では、世界的な結核対策の進展が国によってまちまちであること、深刻な資金不足などの課題が残されており新しい結核の診断薬、薬、ワクチンの開発を妨げていることが強調されている。

また、結核関連の死亡者数は 2022年の132 万人から2023年には125 万人に減少したが、結核を発症した人の総数は2023年には推定1,080 万人と、わずかに増加していることが報告されている。

詳細はコチラ
Tuberculosis resurges as top infectious disease killer WHO

JFPA無料メルマガ登録をお願いいたします!

前の記事へ 次の記事へ

今月のページ

季節号・特集号

連載・コラム

バックナンバー