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【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ2024調査結果を発表

去る2月3日に【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ2024の調査結果が本会(東京都渋谷区)にて発表された。
※「【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ」は、ジェクス株式会社が本会に協力を依頼し、本会会長北村邦夫監修のもと実施している調査である。

調査方法は以下の通り

1.調査対象
全国満18 歳から69 歳の男女 5,029 サンプル。2022 年4 月1 日に18 歳以降を「成年」としたことから、従来になかった「18 歳~19 歳」を調査対象者として加えた。

2.調査期間
2023 年11 月14 日(火)~11 月17 日(金)

3.調査方法
インターネットリサーチ
(アンケート依頼メールを各回答者に配信しweb 上にて回答)

4.集計に際して
都道府県比較を行うために、47都道府県から回収順にしたがって均一に107 サンプルを収集。合計5,029 人を集計対象とした。さらに、全国データとして解析すべく各都道府県から回収されたサンプルを、実際の都道府県の人口構成比に合わせて集計し直した。これをウエイトバック法という。例として107サンプルであった東京都は603サンプル、鳥取県は21サンプル相当として計算される。

調査結果の概要

・これまでのセックス経験。男性では80.8%、女性の83.5%。若い世代の経験率、女性が男性を上回り、男性の草食化・絶食化がさらに進んでいる。また、前回調査(2020 年)に比べてセックス経験のない男女が急増している。

・この一年間以上、セックス(性交渉)がないのは男性45.3%、女性52.8%。男女とも6 割以上がセックスレス(1か月以上セックスが無い)。

・性交痛があるとセックスでの満足度は低いが、性交痛対策をしている割合は低い。

・セックスをしたいと思っている男性は8割を超えているが、10-20代では63.4%に留まっている。

・セックスに関する悩み・コンプレックス。男性は「挿入時間や射精までの時間が短い」、女性は「オーガズム(絶頂感)に達することができない」。女性の4割以上は「セックスがなくてもよい」と回答。

・セックス、相手の反応を気にしている男性が多い。女性は10-20代で「相手を気持ちよくさせたい意向」常にあるが22.9%。


・一回のセックスにかかる時間。最長は10-20代男性、最短は60代の女性、男女。一日のセックス回数。20代男性で2.7回/日、20代女性も1.4回/日。

・主な避妊法はコンドームがダントツで6割近く。次いで腟外射精(外出し)2 割。経口避妊薬・ピルは女性の4.3%だが、2020年調査より1.6ポイント増加。

・10-20代男性の7割以上、60代の男性でも4割近くが週1回以上のマスターベーションを楽しんでいる。その時の「オカズ」は「アダルト動画(実写)」。アイテムは「手」。

・デリケートゾーンの悩み、「特にない」が半数を占めるが、「におい」(27.5%)「かゆみ」(17.4%)「黒ずみ」(16.3%)「おりものの量」(11.0%)の順である。

・現在のパートナーとの出会い。一番は「職場・仕事関係(アルバイト先など)での出会い。出会ったその日でのセックスありは、男性で32.0%、女性18.2%。その後、交際に発展したのは、そのうちの男性の21.8%、女性32.0%。

・「性被害状況」、「受けたことはない」が7割(男性83.4%、女性54.8%)、「答えたくない」も1割(男性8.7%、女性13.0%)。最も目立つ被害は女性では「痴漢」22.9%、「露出」12.7%。「痴漢」「露出」被害は年齢が上の女性で目立っている。

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