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妊娠中の過剰な体重増加は将来の慢性疾患高リスクと関連

国立成育医療研究センターの研究グループは、妊婦の母親318人を対象とした調査を実施した。母子健康手帳情報を用いたコホート研究により、妊娠中に過剰な体重増加(妊娠前のBMIが18.5未満の場合15kg以上、18.5以上25未満の場合13kg以上)があった女性は、適切な体重増加だった女性と比べて将来慢性疾患を発症する調整オッズ比が糖尿病で約1.4、高血圧で約1.5、肥満で約1.8となることを明らかにした。

概要は以下の通り

・妊娠中に過剰な体重増加があった女性は、将来の糖尿病、高血圧、肥満のリスクが高くなっている
・妊娠中の体重増加が多かった場合には、将来高血圧や糖尿病になるリスクが高い可能性があり、定期的な健康診断を受けるなど健康管理に気を配る必要がある
・妊娠中の適切な体重増加は妊娠合併症のリスク回避になるだけでなく、将来の慢性疾患の予防になる可能性がある

※本研究は妊娠中の過度な体重制限を推奨するものではありません。妊娠中は適切な体重増加を心がけてください。

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妊娠中の過剰な体重増加は将来の慢性疾患高リスクと関連 ~妊婦の母親を対象に母子健康手帳を用いた研究で解明 妊娠中は適切な体重増加が重要~ 国立成育医療研究センター

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