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友人関係や教師との関係が良い子どもは、抑うつ症状の割合が低い傾向 国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センターらの研究グループは、小学校5年生(16,350人)と中学校2年生(14,927人)を対象に、抑うつ症状を示している割合と、学校生活の状況との関連について分析を行った。

概要は下記の通り。

・大規模な調査をもとに、小・中学生の抑うつ症状の傾向を示した貴重なデータ。
・学校生活において、「友人や先生に会うことを楽しみにしている」、「学校の授業の理解度が高い」などの子どもは、抑うつ症状を示す割合が低い結果。
・小学5年生では全体の14%(男子13% 女子14%)が、中学2年生では全体の23%(男子20% 女子25%)が抑うつ群に分類された。
※これらの数値は、さまざまな自治体のデータを統合して算出、解釈に注意が必要
・授業の理解度や友人関係だけでなく、教師との関係性についても関連が見られた。
・学校生活の状況について聞いた質問では、「学校の友達に会うことを楽しみにしている」「先生に会うことを楽しみにしている」について、楽しみでないという回答が小5から中2にかけて増加。また「学校の授業の理解度」についても、小5から中2にかけて、あまりわからない、わからないことが多い、ほとんどわからないの割合が増えていた。

詳細はコチラ
友人関係や教師との関係が良い子どもは、抑うつ症状の割合が低い傾向 ~小学校5年生・中学生2年生を対象とした「子どもの生活実態調査」~ 国立成育医療研究センター

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