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水痘ワクチンの定期接種化で子どもの水ぼうそうの発生率が大きく減少 国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センターの社会医学研究部 臨床疫学・ヘルスサービス研究室の大久保祐輔室長、浜松医科大学小児科学講座宮入烈教授らの研究チームは、2014年に定期接種となった水痘ワクチンと2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴う感染対策が、子どもの水痘発生率や医療コストに与える影響を2005年から2022年の18年間における20歳未満の子ども約350万人分のデータを元に調査した。
その結果、水痘ワクチンの定期接種の導入により、水痘の発生率は45.6%減少。新型コロナウイルスの感染対策が開始された2020年度以降は水痘の発生率がさらに57.2%減少していることが判明した。
水痘の発生率低下に伴い、抗ウイルス薬の使用率と医療コストの低下が確認され、本研究の成果は、ワクチン分野の学術誌Vaccineに掲載された。

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水痘ワクチンの定期接種化で子どもの水ぼうそうの発生率が大きく減少 ~抗ウイルス薬の使用率や医療コストの減少も明らかに~ 国立成育医療研究センター

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