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2022(令和4)年 国民生活基礎調査の結果を公表 厚生労働省

2023年7月4日に厚生労働省は、「2022(令和4)年国民生活基礎調査」の結果を取りまとめ公表した。

健康状況に関する概要は以下の通り

●通院の状況

傷病で通院している者は人口千人当たり 417.3(この割合を「通院者率」という。) 通院者率(人口千対)を性別にみると、男 401.9、女 431.6 で女が高くなっている。
年齢階級別にみると、「9歳以下」の 131.3 が最も低く、年齢階級が高くなるにしたがって上 昇し、「80 歳以上」で 727.6 となる。
傷病別にみると、男女とも「高血圧症」での通院者率が最も高く、次いで男では「糖尿病」、 「脂質異常症(高コレステロール血症等)」、女では「脂質異常症(高コレステロール血症等)」、 「眼の病気」となる。

グラフ.jpg ●日常生活における機能制限の状況

日常生活における6つの機能(視覚、聴覚、歩行、認知、セルフケア、コミュニケーション)につ いて、機能制限の程度をみると、すべての項目で「苦労はありません」の割合が多い。
一方で、「とても苦労します」「全く出来ません」では、「歩行」の割合が多い。

●喫煙の状況

喫煙の状況を性・年齢階級別に 2001(平成 13)年と比較すると、「喫煙している者」はほとん どの年齢階級で低下しており、男女とも「20~29 歳」が最も低下。


●がん検診の受診状況
過去1年間に「胃がん」「肺がん」「大腸がん」の各がん検診を受診した者の割合を性別にみ ると、男女とも「肺がん検診」が最も高く、男で 53.2%、女で 46.4%となっている。
過去2年間では「胃がん検診」を受診した割合は男が 53.7%、女が 43.5%となっており、「子 宮がん(子宮頸がん)検診」は 43.6%、「乳がん検診」は 47.4%となっている。
また、いずれのがん検診においても、受診した者の割合は概ね横ばい。

詳細はコチラ
2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況 厚生労働省
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