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「男性育児休業取得促進オンラインセミナー」開催 ~イクメンプロジェクト~
7月6日、イクメンプロジェクト(厚生労働省委託事業)が企業・団体を対象に「男性育児休業取得促進オンラインセミナー」を開催した。
第1部では、厚生労働省雇用環境・均等局職業生活両立課長 佐藤 俊氏が、この6月に改正された育児・介護休業法について概説。 男性版産休ともいわれる出生時育児休業や、事業主へ新たに義務付けられる点などの変更点を語った。本改正法の施行は来年4月から段階的に行われ、10月になる見通し。
続く第2部では、株式会社ワークライフバランス代表取締役社長小室淑恵氏が「男性の育児休業 企業内で定着させるには」と題して、経営陣・マネジメント層に男性育休を浸透させるポイントを語った。
男女の家事・育児時間の差や、男性育休の取得率の低さなどのデータで企業の経営陣に訴えても、男性の育休の重要性は認識されづらい。これに対して、産後の女性の死因に産後うつがある、児童虐待防止につながるなど、子どもと妻の命がかかっていることを伝えると、男性育休の重要性に理解を得られやすいという。
ほかにも、
・法改正を追い風に、人事・総務担当者は経営陣に伝えやすくなっている現状
・男性の育休が社員の離職を防ぐだけでなく、業績UPにも寄与しうること
・誰が休んでも回る職場にする職場改革が、産休・育休に限らず今後求められること
・赤ちゃんとの暮らしが始まったところでの家事分担を視野に入れた企業での父親学級の必要性
…などを語った。
詳しくはこちらへ(別サイトへ移動します)
イクメンプロジェクト「男性育児休業取得促進オンラインセミナーを開催します!」
※こちらのWEBセミナーはアーカイブとしてイクメンプロジェクトのサイトで閲覧できる予定です