ニュース・トピックス
ココがPOINT!
●体罰が法律で禁止された内容を知っている 20.2%
●子どもへの体罰の容認に関しては「(非常に~やや)そう思う」 40.2%
厚労省の研究班は、令和2年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「『体罰等によらない子育ての推進に向けた実態把握に関する調査』事業報告書」をまとめた(調査実施者:株式会社キャンサースキャン)。 調査は2020年11月25日~2020年12月1日の期間に無記名自記式のインターネットで行われたもの。
調査によると、2020年4月から児童福祉法等改正法により体罰が禁止されたことについて、「内容まで知っている」と回答したのは20.2%にとどまった。 一方で「聞いたことはあるが、詳しい内容は知らない」が60.2%にのぼった。 子どもへの体罰の容認に関しては「(非常に~やや)そう思う」をあわせ、40.2%となった。 体罰の容認度は性別で女性より男性が、年代別では30代以下の若い世代より、40代以降が高い傾向が見られた。