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歯数とアルツハイマー型認知症の関連 日本歯科総合研究機構
2021年05月28日
ココがPOINT! ●歯の数とアルツハイマー型認知症の関連発表 ●歯が少ない、あるいは欠損した歯が多い人ほどリスクが高くなる
歯数とアルツハイマーの関連性
日本歯科総合研究機構の恒石美登里氏らを中心とした研究グループが、歯数とアルツハイマー型認知症との関連について発表した。歯周炎、歯の欠損を理由に受診した60歳以上の患者(歯周炎:約401万人、歯の欠損:約66万人)を対象に検討している。 有している歯とアルツハイマー型認知症での受診者率(オッズ比)は、20~28本を1.00とすると、10~19本で1.11、1~9本で1.34となった。 また、喪失歯とアルツハイマー型認知症での受信者率(オッズ比)は、1~13本を1.00に対し、14~27本で1.40、28本で1.81となった。
同研究論文は、PLOS ONE April 30,2021(オンラインジャーナル)に掲載されている。