連載
2023年8月19日(土)に、「第189回 指導者のための避妊と性感染症予防セミナー(SRHセミナー)~withコロナ時代におけるSRHの課題解決に向けて~」が青森県弘前市は弘前市民文化交流館ホールにて開催されました。 避妊教育ネットワークの蓮尾豊先生(あおもり女性ヘルスケア研究所所長)をはじめ、ご当地の関係者の皆さまにご尽力もいただいたことで、セミナー当日は100名を超える参加者が来場されました。 猛暑と突然の大雨にも負けず、参加者の方々の熱意がひしひしと感じられるセミナーでした。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
講義Ⅰ「生命(いのち)の安全教育」 水野哲夫先生(白梅学園大学講師/性教協代表幹事/「季刊セクシュアリティ」誌編集長)
講義Ⅱ「子宮頸がん予防・梅毒急増」 工藤梨沙先生(新潟大学医学部産婦人科学教室助教)
講義Ⅲ「緊急避妊薬のOTC化・人工妊娠中絶の課題など」 北村邦夫本会会長
まとめ「withコロナ時代におけるSRHの課題解決に向けて」の様子
★SRHセミナー(弘前)参加者の声を一部ご紹介いたします
<講義Ⅰ 水野哲夫先生「生命(いのち)の安全教育」>
・性教育現場での事例を具体的に出していただけて良かった
・人権意識が大切であることを再認識した
・YouTube「consent for kids」がとても参考になりました
・性と人権を結びつける性教育をすることが大切だと学んだ
<講義Ⅱ 工藤梨沙先生「子宮頸がん予防・梅毒急増」>
工藤梨沙先生(新潟大学医学部産婦人科学教室助教)
・HPVワクチン接種と検診の必要性を再確認しました。母子感染の件も参考になりました
・予防できるがんについて予防接種への理解と接種を促すためにも性教育が必要であると改めて思った
・子宮頸がんは予防と早期発見が重要だということを学んだ。梅毒の原因や経過について知識を得ることができた
・データをもとに分かりやすい内容だった
<講義Ⅲ 北村邦夫会長「緊急避妊薬のOTC化・人工妊娠中絶の課題など」>
・経口中絶薬について分かりやすかったです
・緊急避妊薬のOTC化への動きを学ぶことができた。人工妊娠中絶薬の仕組みや器械的中絶との違いを学ぶことができた
・薬剤による中絶をどう受け入れていくか(いけるのか)考えさせられました
次回のSRHセミナーは、10月28日(土)長崎市で開催となります。 参加をご検討されている方、悩まれている方、今年度のSRHセミナーを受講して、最新知識を蓄えるのにお役立てください。きっと楽しい一日になります!
▶今後の開催についてはコチラ
日本家族計画協会ホームページ
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