妊娠中から考える お産のあとの あなたと赤ちゃんの健康
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②車の中の危険③自転車の危険※ 医療機関で生まれた赤ちゃんが退院して自宅※ 乳幼児(6歳未満のこども)を同乗させて自  《チャイルドシートに関する取り組み〜生ま シートを必ず正しく使用しましょう。チャイルドシートを使用していないと、使用しているときに比べて、 事故時に死亡又は重傷となる率が著しく高くなります。また、チャイルドシートを使用していても取付方法やこどもの座り方が不適切な場合には、その効果が著しく低下するので、取扱説明書などに従って、正しく使用しましょう。に初めて帰るとき(生まれて初めて車に乗るとき)から使用できるよう、国の安全基準に適合したチャイルドシートを出産前から準備しておきましょう。また、チャイルドシートはできるだけ後部座席に固定するようにしましょう。動車を運転するときは、疾病のためチャイルドシートを使用させることが療養上適当でないなど使用義務が免除される場合を除き、 チャイルドシートを使用することが法律により、義務付けられています。 6歳以上のこどもであっても、体格等の事情により、シートベルトを適切に着用させることができない場合は、チャイルドシートを使用しましょう。れてくる大切な命のために〜》ルドシート」 警察庁HP 「子供を守るチャイ国土交通省HP 「自動車アセスメント」 《チャイルドシートに関する情報》 こちらからチャイルドシートの一覧や安全に関する情報をご覧頂くことができます。チャイルドシートの検索にご活用下さい。 チャイルドシートの検索機構)HPNASVA(ナスバ:(独)自動車事故対策 チャイルドシート安全比較BOOKパンフレットダウンロードページ※警察庁ホームページ窓を閉め切った車の中は、真夏でなくても短時間で車内温度が上昇し、こどもが脱水や熱中症を引き起こし、命を落とすこともあります。こどもが車内の装置を動かして事故になることもあります。どんなに短時間でも、決してこどもだけを残して車から離れてはいけません。また、パワーウインドウに首や指を挟まれて重傷を負う事故が起きています。操作する前に必ず一声かけ、普段はロックしましょう。子どもを自転車の幼児用座席に乗せるときは、ルールを守って安全な運転を心がけ、乗車用ヘルメットを着用させるとともに、シートベルトを備えている幼児用座席の場合には、シートベルトを着用させましょう。自転車は車体の安全性を示すマークの付いたものを使いましょう。また、転倒のおそれがあるので、決してこどもだけを残して自転車から離れてはいけません。自転車に乗るときは、自らの命を守るため、乗車用ヘルメットを着用しましょう。また、こどもに着用させるものも含め、安全性を示すマークの付いた乗車用ヘルメットを使用しましょう。         周囲の不注意によるもの窒息転落やけど転落・転倒・はさむやけど溺水誤飲・中毒窒息車中のけが誤飲・中毒窒息転落・転倒やけど溺水交通事故☆誤って上から物を落とす☆上の子が抱き上げてけがさせたり、物を食べさせたりする☆ まくらや柔らかい布団に顔が埋もれる(硬めの布団等を使い、仰向けに寝かせる)☆ ベッドやソファー、抱っこひも、ベビーカーなどから落ちる(大人用ではなく、出来るだけベビーベッドで寝かせ、常に柵を上げる)☆大人がこどもを抱いたまま熱い飲料をこぼす☆扉、階段、ベッド、ベビーカー、椅子☆アイロン、ポットや電気ケトルのお湯、炊飯器やスチーム加湿器の蒸気☆ 浴槽、洗濯機に落ちる(残し湯をしない)☆たばこ、医薬品、化粧品、洗剤、コイン、ボタン電池、磁石など☆パン、お菓子などの食品がのどにつまる☆座席から転落(チャイルドシートで防止できる)☆範囲が広がり、あらゆるものが原因になる☆パン、お菓子、豆、ナッツ類、ブドウ、ミニトマトなどの食品がのどにつまる☆階段、窓、ベランダ(踏台になるものを置かない)☆歯ブラシでの喉突き事故☆ 熱い鍋に触れる、テーブルクロスを引いて湯をこぼす(テーブルクロスは使用しない)、ライター、マッチなどによる火遊び(子どもの手の届くところにライターなどを置かない)☆入浴時、浴槽に落ちる、水あそび☆飛び出し事故(手をつないで歩く)起こりやすい事故月・年齢新生児1〜6か月7〜12か月1〜4歳55月齢・年齢別で見る起こりやすい事故事故の主な原因と対策

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