妊娠中から考える お産のあとの あなたと赤ちゃんの健康
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⑧ 妊娠・出産・授乳中の薬の⑨無痛分■について使用について⑩ 妊娠中のシートベルト着用について⑪妊娠・出産に伴う心身の変化⑫赤ちゃんのかかりつけ医※ 「妊娠と薬情報センター」にお※ (独)医薬品医療機器総合機構※ 全国無痛分■施設検索 ※妊娠と薬(厚生労働省)いて、妊娠中の薬の使用に関するカウンセリングが受けられます。申し込み方法はホームページをご覧ください。(PMDA)のWebサイトから、個別の医薬品の添付文書を検索することができます。 子宮収縮薬などの出産時に使用される医薬品についても、その必要性、効果、副作用などについて医師から十分な説明を受けましょう。JALA (jalasite.org)経■腟■分■の際、麻酔薬を使用し、妊娠中や授乳中の薬の使用については、必ず医師、歯科医師、薬剤師等に相談しましょう。自分の考えで薬の使用を中止したり、用法、用量を変えたりすると危険な場合があるので、医師から指示された用量、用法を守り適切に使用しましょう。陣痛の痛みを和らげる方法です。無痛分■を検討される方は、各医   ■■        療機関の診療体制をよく理解した上で、担当医と相談し、分■の方法を選びましょう。シートベルトは、後部座席を含む全座席において着用が義務付けられています。妊娠中であっても、シートベルトを正しく着用することにより、交通事故に遭った際の被害から母体と胎児を守ることができます。ただし、妊娠の状態は個人により異なりますので、シートベルトを着用することが健康保持上適当かどうか、医師に確認するようにしましょう。妊娠中は、事故などの際の胎児への影響を少なくするために、腰ベルトのみの着用は行わず、腰ベルトと肩ベルトを共に着用し、大きくなった腹部をベルトが横切らないようにするなど、正しくシートベルトを着※ 警察庁「妊娠中の正しいシート用することが必要です。妊娠や出産による身体や生活スタイルの変化などにより、不安を感じることがあります。特に、出産後に気持ちが落ち込んだり、涙もろくなったり、不安になったりすることがあり、多くの場合は一時的なものと言われていますが、気持ちの落ち込みや焦り、育児に対する不安などが2週間以上続く場合もあります。「産後うつ」は、産後のお母さんの出産後は、お母さんは赤ちゃんの世話に追われ、自分の心や体の異常については後回しにしがちです。また、お父さんや周囲の方も赤ちゃんが最優先で、お母さんの変化を見過ごしがちです。妊娠中や出産後に不安を感じたり、産後うつかもしれない、と思ったときは、ひとりで悩まず医療機関などの医師や助産師、こども家庭センターや地域子育て相談機関などの保健師等に相談し、産後ケア等の利用を検討しましょう。産後ケアではお母さんの心身のケアや育児のサポート、授乳の支援等を行っています。また、妊娠中や出産時に異常があった場合は、出産後も引き続き治療や受診が必要な場合があります。経過が順調と思われるときでも、医ベルトの着用方法」師の診察を受けましょう。妊娠中に、健康についての相談をするかかりつけの小児科医をきめておくと安心です。10〜15%に起こるとされています。● 腰ベルト・肩ベルト共● 肩ベルトは首にかから● 肩ベルトは胸の間を通し、腹部の側面に通す。● 腰ベルトは腹部のふくらみを避け、腰骨のできるだけ低い位置を通す。に着用する。ないようにする。30

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